お知らせ

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2018.01.10

コンソーシアムを始めるにあたってアドバイザリボードのピーター・デビッド・ピーダーセンさんよりメッセージをいただきました。

コンソーシアムを始めるにあたってアドバイザリボードのピーター・デビッド・ピーダーセンさんよりメッセージをいただきました。

「イノベーションのための ESG 投資」

多くの人は国連の「持続可能な開発目標」とおそらく ESG 投資についてご存知かと思います。1990年代なかばから日本で企業の持続性について戦略アドバイザーを務めてきた経験から、これら2つの考え方は世界中で企業のイノベーションにおいて大きな原動力となるものだと感じています。

ESG 投資は世界的な流れで、100以上の機関投資家が署名した「責任投資原則(PRI)」がニューヨーク証券取引所で発足した2006年ごろから勢いを増してきました。PRI は2005年に当時の国連事務総長コフィ・アナン氏が初めて提唱したもので、今日では多くの日本の金融機関を含めた1,800以上の署名機関があります。

以来急速に、特に大きな機関投資家―日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を含め―にとって、ESG の面から企業を審査するということが、例外というよりも基準となり始めました。なお GPIF は世界最大の年金基金であり、今年の7月3日に ESG に関する3つの指数をスタートさせました。世界的には、投資家が保有する法人資産のうち30パーセントほどが ESG のレンズを通して審査され、その数字はさらに上昇する見込みです。そうした投資家の要望にこたえることは力強い持続性を発揮する上で、もはや単に企業の社会的責任といった面の課題ではなく、将来の競争力に関する課題なのです。世界で張り合っていく上で、「日本株式会社」は環境や社会と結びついたイノベーションのためにその能力を高める必要があります。

一般社団法人 NELIS(ネリス)共同創業者
ピーター・デビッド・ピーダーセン